ファウルについて
ファウルルールに反する違反のうち、からだの触れあいまたは、スポーツマンらしくない行為など、重い反則をファウルと呼ぶ。
パーソナルファウルは1試合5つで強制交代となる。以後そのゲームには出場できない。退場後、自チームのベンチに座れない、欠員の補充ができない、次の試合以降数試合の出場停止ということははない。
チーム・ファウルは各クウォーターにつき5回目以降は相手チームにフリースローが与えられる。 シュート前のファウルであればスロー・イン、シュート中であればフリースローとなる。ツーポイントシュート中のファウルであればツーショット、スリーポイント中のファウルであればスリーショット打つことになる。
パーソナル・ファウルとテクニカル・ファウル
コート上のプレーヤー同士の接触によるファウルをパーソナル・ファウルと言う。これに対し、審判への暴言や、ベンチにいるコーチ・プレーヤーなどによるスポーツマンシップに違反する行為などは、テクニカル・ファウルと言う。
パーソナル・ファウル
プッシング
相手選手を押してしまうとプッシングとなり、ファウルをとなる。
ホールディング
腕などをつかんで相手プレーヤーの動きを妨げたり、後ろから相手を抱きかかえるようにしてしまった場合、ファウルとなる。
チャージング
攻めている側のプレーヤーが、相手のプレーヤーに対して体を当てたり、手で押したりするとオフェンスチャージングとなる。
ボールを有無は関係なく、悪質なものはテクニカル・ファウルをとられることもある。
ブロッキング
体を使って相手プレーヤーの進行の邪魔をするファウルのこと。
イリーガル・スクリーン
正しくないスクリーンを行った場合に課されるファウルのこと。
5ファウル
1人のプレーヤーが、全てのクォーターを通して5つのファウル(パーソナル、テクニカルあわせて)を犯した場合、そのプレーヤーは退場し、他のベンチプレーヤーと交代しなければならない。
テクニカル・ファウル
テクニカルファウルとは、審判や相手チームへの抗議・暴言・挑発行為、ボールや器具を蹴ったり殴ったりすること、ゲーム進行に対する遅延行為、わざと倒れてファウルを受けたように審判を欺こうとする行為などのこと。
コーチやベンチプレーヤーなどのチーム関係者が、審判や相手チームに抗議・暴言・挑発行為などを行ったり、触れたりするとテクニカル・ファウルとなります。
さらに、ゲームの最中に勝手にベンチ・エリアを離れたりしてもテクニカル・ファウルが課せらる。
アンスポーツマンライク・ファウル
プレーヤー同士の接触によるファウルでも特に、故意に相手プレーヤーを「叩く」「押す」「蹴る」「つかむ」などをしてると審判が判断したときはアンスポーツマンライク・ファウルをとられます。
このファウルもテクニカル・ファウルと同様、相手チームに2本のフリースローが与えられ、フリースロー後は相手チームのスローインからゲームが再開される。
ディスクォリファイング・ファウル
もっとも悪質なファウルのことを言い、即座に退場・失格となる。
コート内のプレーヤーはもちろん、監督やベンチプレーヤーなどもテクニカル・ファウルの累積により、このファウルの対象となりえる。
これもテクニカル同様、相手チームに2本のフリースローと、スローインの権利が与えられる。
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